この記事でわかること
- 実際に届いた株主優待の内容
- 使ってよかった点、微妙だった点
- 配当と優待を合わせた満足度
- 今後も保有するか
この記事の立場
2026年3月ごろに届いた株主優待のうち、今回は「ザ・パック」「サカタインクス」「ヤマハ発動機」の3つを振り返ります。
以前は「届いた優待を紹介する」だけの記事でしたが、株主優待は制度変更や廃止が起きやすいので、今回は実際にもらって感じたことに加えて、公式情報で確認できる制度内容、私の判断基準、今後の方針まで整理しました。確認日は2026年6月26日です。
この記事は特定銘柄の売買をすすめるものではありません。株主優待は魅力的ですが、優待だけで投資判断をすると、廃止・改悪・株価下落のリスクを見落としやすくなります。
今回届いた優待の一覧
| 銘柄 | 今回受け取ったもの | 制度確認で見たポイント | 私の見方 |
|---|---|---|---|
| ザ・パック | QUOカード1,000円分 | 2026年12月末基準日分を最後に株主優待制度を廃止予定 | 今後は優待目的ではなく、配当方針と自己株式取得を見て判断 |
| サカタインクス | QUOカード500円分 | 100株以上、保有期間に応じてQUOカード額が変わる制度 | 使いやすい優待だが、長期保有条件と業績確認が前提 |
| ヤマハ発動機 | 優待ポイントで選んだ商品 | 12月末に100株以上保有の株主が対象。2026年6月期から中間優待は廃止予定 | 体験価値は高いが、優待だけで買う銘柄ではない |
ザ・パックとサカタインクスのQUOカード


ザ・パックからはQUOカード1,000円分、サカタインクスからはQUOカード500円分が届きました。QUOカードはコンビニや一部ドラッグストアなどで使えるため、現物優待の中では使い道を考えやすい部類です。
ただし、QUOカードは「現金と同じ」ではありません。公式の利用可能店舗一覧を見ると、利用できるチェーンは限られており、一部店舗では利用できない場合もあります。私の生活圏だと、コンビニで少し使うよりも、マツモトキヨシなど日用品に近い使い方ができる店で使うほうが家計への実感は出やすいです。
以前は「配当と違って税金が引かれないからお得」と考えがちでしたが、今はそこを強く見すぎないようにしています。税務上の扱いは個別事情もあるため、私は優待を「利回りの上乗せ」ではなく、「自分が確実に使えるかどうか」で見るようにしています。
ザ・パックは優待廃止予定。今後は還元方針を見る
ザ・パックは2026年2月13日に、株主還元方針の変更と株主優待制度の廃止を公表しています。公式リリースでは、2026年12月末基準日分を最後にQUOカード優待を廃止し、2027年6月末基準日の優待は実施しないと説明されています。
この変更を見て、優待銘柄は「今もらえているから来年も同じ」と考えないほうがいいと改めて感じました。ザ・パックの場合、今後はQUOカード目当てではなく、配当性向40%、累進配当、自己株式取得などの方針を見て、株主還元全体で判断する銘柄になります。
サカタインクスは長期保有で優待額が変わる
サカタインクスの公式ページでは、毎年12月31日時点で100株以上保有する株主を対象に、保有期間に応じてQUOカードを贈呈する制度が案内されています。1年未満は500円分、1年以上3年未満は1,000円分、3年以上は2,000円分です。
長期保有で優待額が増える制度は魅力がありますが、そのぶん「株主番号が変わると継続保有として扱われない場合がある」「制度自体が将来変更される可能性がある」という点も見ておきたいです。優待額だけでなく、事業内容、配当方針、業績の安定性まで含めて見ないと、優待以上の値下がりを受ける可能性があります。
ヤマハ発動機の優待は「体験価値」がある

ヤマハ発動機は、保有株数や保有期間に応じたポイントで優待品を選ぶ仕組みです。私のときは1,000ポイントを使い、北海道の月寒あんぱんを選びました。届いた商品は中身がしっかり詰まっていて、あんぱんというより饅頭に近い満足感がありました。
正直に言えば、投資効率だけを考えるなら、優待品より配当金として受け取り、自分で必要なものを買うほうが自由度は高いです。それでも、優待だからこそ自分では選ばなかった地域の商品に触れられるという楽しさがあります。これは現金配当とは違う、優待ならではの良さだと思います。
一方で、ヤマハ発動機も制度変更が発表されています。公式ページでは、12月31日時点で100株以上保有する株主を対象にポイントを進呈する制度が案内されており、2026年6月期から中間優待は廃止すると説明されています。優待の楽しさはありますが、買う理由の中心に置くなら、変更リスクもセットで見ておきたいです。
優待銘柄を見るときの判断基準
- 本当に使う優待か
QUOカードでも商品カタログでも、自分の生活で使わないなら実質的な価値は下がります。 - 優待廃止に耐えられるか
優待がなくなっても、配当や事業の魅力で持ち続けられるかを先に考えます。 - 長期保有条件を理解しているか
保有期間で金額が変わる銘柄は、売買や貸株で株主番号が変わるリスクにも注意します。 - 総合利回りだけで見ない
優待利回りが高く見えても、業績悪化や株価下落で簡単に打ち消されます。 - 公式IRで最新制度を確認する
優待ブログや証券会社ページだけでなく、最終確認は会社のIRページで行います。
私の場合、優待は「投資を続ける楽しみ」くらいの位置づけがちょうどいいと感じています。もらえるとうれしいですが、優待をもらうために無理に銘柄を増やすと、管理も判断も雑になりやすいです。
今後の方針
ザ・パックは優待廃止後の配当・自己株式取得方針を確認しながら、優待目的ではなく株主還元全体で見る銘柄にします。サカタインクスはQUOカードの使いやすさはありますが、長期保有条件に引っ張られすぎず、業績や配当方針を優先して見ます。ヤマハ発動機は優待の体験価値は高いものの、制度変更を踏まえ、あくまで事業と配当を中心に判断します。
株主優待は、投資を続けるうえで楽しい要素です。ただ、優待だけを目的にすると判断が甘くなります。私は今後も、優待品の満足度だけでなく、制度変更、配当方針、実際に使えるかどうかまで含めて記録していきます。
配当金の実績については、別記事で受取配当の推移もまとめています。優待と配当を分けて見ることで、自分の投資方針がぶれにくくなりました。
出典・確認先
- ザ・パック株式会社 株主優待について
- ザ・パック株式会社 株主還元方針の変更及び株主優待制度の廃止に関するお知らせ
- サカタインクス 配当金・株主優待
- ヤマハ発動機 株主優待
- ヤマハ発動機 株主優待制度の一部変更に関するお知らせ
- QUOカードが使えるお店 公式一覧
この記事は私自身が受け取った株主優待の記録であり、特定銘柄の購入や売却を勧めるものではありません。優待内容や継続保有条件は、企業の判断で変更・廃止される場合があります。投資には株価下落、減配、優待廃止、元本割れなどのリスクがあります。最新の情報は各社の公式IRでご確認のうえ、最終的な投資判断はご自身の責任で行ってください。
この記事の前提
本記事は、筆者が実際に行っている高配当株投資、配当金管理、株主優待利用の記録をもとに作成しています。記事内の数値や見解は、公開日または最終更新日時点の情報です。
出典・確認日
配当金や保有状況は、証券口座の入金履歴、資産管理シート、企業IR・公式資料などを確認して整理しています。確認日:2026年7月22日
投資助言ではありません
本記事は特定の銘柄の購入・売却を推奨するものではありません。投資判断は、ご自身のリスク許容度や資産状況を踏まえて行ってください。
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